「退職理由」が「志望動機」に変わる|職務経歴書・履歴書の書き方

8252.jpg
職務経歴書専門サイト

志望動機の基本

志望動機欄は、最も重視されるところなので、具体的に書くことがポイントです。
基本的には、「自分ならではのエピソード」を中心に、「自分には適性があり、その根拠(自分のスキルや前職との接点)」と、「なぜこの会社の、この業務を選んだのか」ということを書きます。

前の会社では、3年間広報を担当していました。その間、仕事を通じて企業のコンプライアンスに興味を持ち、独学で学んできました。
「実務経験者」という資格は満たしておりませんが、知識には同等レベルの自信があります。
広告を扱う御社の法務部で、広報の知識も活かしながら、業務に携わりたく志望いたしました。

この例の「自分ならではのエピソード」は、仕事を通じて法務の仕事に興味を持ち、自ら勉強しているというところです。自分ならではの事例をとりあげることで、内容の真実性が増し、説得力のあるものになります。

また、この例では、実務経験者ではないが、応募先の求める同等レベルの知識があるという適性を、しっかりアピールできています。

さらに、コンプライアンスに興味がわいたから法務の仕事がしたかったこと、その中でもこれまでの経験を活かせそうな広告を扱う会社だからこそ、この企業を選んだことが、ハッキリと書かれています。

このように、志望動機には、

「自分ならではのエピソード」
「自分には適性があり、その根拠(自分のスキルや前職との接点)」
「なぜこの会社の、この業務を選んだのか」

・・・・この3つのポイントを盛り込むことが基本です。